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ボタニカル製品の産地と植物

徳之島について

鹿児島県徳之島は固有動植物の宝庫として知られ、2021年7月26日に動植物の多様性が認められ世界自然遺産に登録されました。

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また「子宝の島」「長寿の島」として有名で、2005年の国勢調査では徳之島の3町が合計特殊出生率1位から3位を占めました。長寿世界一であった泉重千代さんをはじめ100歳以上の方が多く在住しており、高齢者とは思えない元気な方々が数多くいます。

泉重千代さん

アマミシマアザミ

この子宝・長寿の島である徳之島の秘密が、じつはアマミシマアザミなのです。

 

アマミシマアザミはキク科アザミ属の多年草です。このシマアザミに最初に注目したのが、徳洲会病院グループ創立者の徳田虎雄先生で、大学などと組んで機能性研究が始まりました。その結果、抗ウイルス活性や強力な抗酸化作用を持つペクトリナリンをはじめ、様々なポリフェノールを多量に含むことが分かりました。他にも脂肪酸合成を抑制したり、脂肪肝を防止したりというエビデンスも出ています。


シマアザミはてんぷらや佃煮といった食用の他にも、青汁の原料や錠剤・カプセルなど各種サプリメントの原料として高く評価され用いられています。

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アマミシマアザミ

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ドラゴンフルーツとドラゴンリーフ

​ドラゴンリーフ

ドラゴンフルーツはサボテン科ヒモサボテン属の植物です。
レッドピタヤ、ホワイトピタヤ(一般的にドラゴンフルーツとして食されているもの)、イエローピタヤなどの種類があります。食用として世界中で広く栽培されていて、徳之島で主に栽培されているのはポリフェノールが豊富なレッドピタヤです。

果実はアルブミン、アントシアン、ブドウ糖、リン酸、ポリフェノール、食物繊維、カロチン、カルシウム、鉄、ビタミンB1・B2、ナイアシン、ビタミンCなどが含まれており、健康食品としても注目されています。

 

​これまでドラゴンフルーツの葉茎「ドラゴンリーフ」は活用されることがなく、廃棄されていました。

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