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植物細胞液とエクソソーム
細胞の構造とエクソソーム
細胞の構造とエクソソーム
細胞には、遺伝子の設計図であるDNA(デオキシリボ核酸)が存在してこのDNAの遺伝子をmRNA(メッセンジャRNA)が読み取りアミノ酸を作り人間の体の構成要素であるタンパクを作り出します。
細胞には、DNAが存在している核やミトコンドリア等と共に、ユニークな小胞体(エクソソーム)が存在しています。エクソソームには、①メッセンジャーRNA、②マイクロRNA(miRNA)、③タンパク質という三つの物質が入っており、これらを特殊な膜(2重リポ脂質)で封入し、細胞外に飛び出していき他の細胞に入り込み自身が持つ情報を伝えるために受け手の細胞の中に「ささやきかけ」を行います。
例えば、ダメージをしている細胞は、危険信号をささやき、それに呼応する形で自動的に修復する機能を有します。逆に、がん細胞から飛び出したエクソソームは、がん細胞に関連した悪い情報を伝える場合もあります。このmRNAがアミノ酸、タンパク質を作る際に必要不可欠なものは、miRNA(マイクロRNA)と呼ばれておりmiRNAがmRNAに働きかけその発現を調節します。すなわち、エクソソーム中の情報伝達物質で肝心なのはmiRNAであり、その働きによりmRNAの機能が変わってきます。
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